温度や湿度が高くなってくると、より一層気になるトイレの臭い。
小まめに掃除をしているのに、「トイレが臭い!!」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで、見落としがちな場所と掃除方法をご紹介いたします。
芳香剤に頼らず、トイレの空気を綺麗にしていきましょう!
臭いを断つ!掃除場所
見落としがちな場所は、便器の継ぎ目!!
製造過程でできた、便座の着座面と裏面の間です。
よく見ると内側・外側にぐるっと一周、狭い隙間ができています。
(赤い線の部分)
爪楊枝なども入らず、本当に掃除がしにくいんです…。
歯ブラシを使うと汚れが飛び散って不潔に感じてしまい、他の方法はないかと思考錯誤しました。
その結果、100均でも手に入るものでスッキリ綺麗になる方法を発見!!
汚れの原因や簡単な掃除方法もお伝えいたします。
スポンサーリンクなぜ汚れる?
主な原因は、尿の飛び散り。
男女問わず汚してしまう場所ですが、トイレが上手く使えない子どもだけでなく実は女性の方が汚しやすい場所って知っていましたか?
女性は斜め前方に向かって排尿する形になるので、姿勢と身体の構造上仕方がないのです。
尿の汚れは放っておくと結晶化し、頑固な尿石に変化してしまいます。
尿石は臭いの元になるため、便座の継ぎ目もしっかりお掃除しましょう!
掃除方法
掃除方法を2つご紹介いたします。
クエン酸水(水200mlに対してクエン酸を小さじ1程度混ぜたもの)
スプレーボトルにクエン酸水を用意し、継ぎ目のあたりに当てたトイレットペーパーに吹きかけていきます。
トイレットペーパーが水分を吸って貼りつき、継ぎ目に溜まった尿・尿石汚れが染み出てきます。
頑固な汚れの場合は、サランラップなどで覆って蒸発を防いで時間を置きましょう。
汚れが染み出てきたらクエン酸の成分が残らないよう、トイレクイックルや豆ピカなどで拭き上げます。
使用したトイレットペーパーをトイレに流して終了です。
水垢汚れにも効果を発揮してくれるので、我が家では常備しています。
スポンサーリンク木工用ボンド
とっておきのもう一つの方法は、100均でも手に入る木工用ボンド!!
便座の隙間に取り残した汚れを取り除いてくれる優れものです。
実際にボンドを使用した掃除方法を画像を交え、ご紹介していきます。
掃除手順
①サランラップで保護
便座内にボンドが垂れて詰まらないよう、サランラップを敷きます。
②隙間に沿って、ボンドを塗る
下に垂れていくので上から左へ、上から右へと塗っていきます。
薄く塗ると剥がしにくいので、継ぎ目が透けて見えない程度の厚さがおすすめです。
大事なポイントは、ボンドが垂れてきても気にしないこと!
中途半端に触ると剥がし難くなるため、触らずに乾くのを待ちます。
最初は白色だったボンドが乾いて透明になっていくと、汚れをキャッチして黄色に変化。
完全に乾いたら、ボンドを剥がしていきます。
簡単にボンドが剥がれ、便座の隙間に残った汚れが取れました。
スポンサーリンクボンド塗布後の放置時間
室温や湿度、ボンドの厚みで変化しますが、表面が乾くまで2~3時間ほど。
しっ乾くまで半日~1日放置し、ボンドを剥がしましょう。
表面が乾けばトイレを使用しても問題ありませんが、天候や季節などの環境によって乾燥するまでの時間が変わります。
トイレを2か所設置しているご自宅は安心ですが、トイレが1か所で心配な方は外出前や外泊前に塗ってみてくださいね。
継ぎ目のない便座はないの?
継ぎ目がない便座も発売されています!
TOTOはクリーン便座、リクシルはキレイ便座という名前で販売されているようです。
これから建築予定の方やリフォーム予定の方は、継ぎ目のないトイレの導入を検討するのも一つかと思います。
まとめ
便座の隙間汚れの掃除方法について、ご紹介しました。
私は、月に1度のペースでクエン酸水、3カ月~半年に1度のペースで木工用ボンドで掃除しています。
汚れが綺麗に剥がれて、とっても気持ちが良いですよ。
長年放置していて頑固な尿石になっていそうな方は、1度クエン酸水での掃除をした後に試すとより効果を感じやすいと思います。
意外に汚れが溜まって臭いの元になりやすいポイントなので、是非試してみてくださいね。
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